Q1.サーキット走行には「スーパーHi」「スポーツA・B・C」と「エンジョイ」などのクラスがありますが、クラス分けは自己申告なのでしょうか?それとも主催者側で判断して振り分けるのでしょうか?

A1. 参加クラスは速度については自己申告、装備と車両には規定があります。
◆速度について:
朝のミーティングで各クラスの説明をします。各クラスには基準タイムが設けてありますので、基準タイムに従って、自分が一番楽しいと思うクラスを自由に選んで走行して下さい。速度が合わなかったら、ご自分の判断でクラスを変えてください。決める時も変更する時も届出は必要ありません。セッティングや速度の違う仲間と一緒に走るために違うクラスに入る時は、必ずそのクラスの基準タイムを守って下さい。
もし、明らかにそのクラスのスピードと違う場合は、速くても遅くても危険ですので、マーシャルからフラッグで指示が出ます。その指示に従ってください。無理な追い越しや、あおる等危険な走行をする方は走行を中止していただきます。

Q2. サーキット走行にはタイム計測はありますか?

A2. ライダースパラダイスは、余裕を持って楽しく走る事を目的としていますので、人と比較したり順位をつけるための計測はしませんが、希望者は、今の自分を知るために サーキットのポンダー(計測器)を1日1000円で借りる事ができます。タイムはモニターに表示されますので自分で確認できます。午前と午後の結果をそれぞれプリントしてもらえますので、練習の目安にしてください。

Q3. レーサー車両は参加できないのですか?

A3.このご質問にお答えするには、「ラ・パラ!」の目的などもお話しなければなりません。最後まで読まれてから、参加されるかどうか決めてください。

簡単に言いますと、『ラ・パラ!』は人と競うための場所ではなく、一人一人が自分のペースで楽しむ遊び場です。「公道走行可の車両」と書いてあるのは、人と競ったりレースをしてはいけないからで、人をあおったりせず自分で課題を見つけて練習できる方や、気持のいい走行を楽しみたい方なら、どんなバイクでも結構です。つまり、制限しなければいけないのはバイクの種類ではなくて、どういう走り方をするか、なのですが、言葉で表現するのがとても難しいので、競技ではないという意味で「公道走行可の車両」と表現しています。ですから逆に、公道走行可の車両でも前をあおったり強引に抜いたりする方は、参加できません。

つまり、人と競わないと面白くないという方には、全く向かない走行会です。サーキット未経験の方も多いので、ライン取りなどでサーキット走行の当たり前が通用せず、走りにくい事もあるかもしれません。そんな中でも、タイムや追い越し以外に自分なりの課題や楽しみを見つけたり、パドックのコースも走ってみようと思われるなら、レーサーの方も是非ご参加下さい。

もう少しだけお話しすると、近年のバイクの性能は、練習しなくても乗れるレベルを超えており、無理をすると、すぐに転倒につながります。しかも、ミスした人の単独事故ばかりではなく、人を巻き込む事故になることもあります。ひとたび事故が起きれば、骨折者が出たり、ケガは軽くてもバイクが廃車になったり という事は珍しくありません。その事故の多くは追い越しをしようと焦ったり、前の人についていこうと無理をしたり、タイムアタックをしている時に起きます。つい自分の力以上の事をしてしまうのです。「ラ・パラ!」のスポーツクラスはそんな事故を起こさない為に、じっくり乗りながら自分の力を知り、人のラインを消したり(他の人の走行ラインをふさぐように走ってしまう事)しないうまい走りを学ぶ練習の場、また自分より速い人の走りを研究する場と考えていただければいいと思います。1日でうまくなろうと焦らず、練習を積み重ねてうまくなって下さい。

Q4. 追い越しの制限はありますか?

A4. 基本的に追い越し制限はありません。ただ何度も言いますが競争ではありませんので、隙間を突くような追い越しは絶対に禁止です。追い越される側がヒヤッとしないように かつ追い抜く側も危なくならない追い越しをしてください。いずれにしても周りの状況を把握してスムーズな走行ができるスキルの高いライディングを目指しましょう。

Q5. エンジョイクラスやパドック走行時の ひざ・ひじプロテクターはジャケットに装着されている物でもいいのですか?

A5. ハードタイプ(またはCE規格適合相当)であればウエア内蔵でも上からマジックテープ等で止めるタイプでも結構です。パッドの薄い物や規格に満たない物は保護効果が低いのでNGです。転倒したことがある方はご存知だと思いますが同じ転倒でもプロテクターの装着の有無でケガの度合いが大きく変わります。痛い思いをしないためにも心おきなく練習するためにも、自分にあったプロテクターをつけて下さい。

Q6. 事前エントリー後にキャンセル(返金)や参加日変更はできますか?

A6. 申し込みだけでしたらキャンセルできますが、振込後は台風等でサーキットが閉鎖された場合を除き、一切 返金や参加日変更ができません。(雨なら不参加という方は当日エントリーを選べます。振込締切前の場合は参加費を繰り越せます)
サーキット貸切イベントは一般的にそういうものですが、「ラ・パラ!」では独自の2つの救済方法を設けています。

【方法1:参加者交代】
参加者交代可能です。代わりの参加者のお名前をお知らせください。連絡が間に合わない場合は当日の受付時にも変更できます。
・参加者交代には事務手数料2,000円が必要です。当日払いです。

【方法2:参加日変更の特例】
150名を超えた場合に限り、参加日を変更できます。
・参加日変更ができる場合は 後ほどメールでご連絡します。
・平日から週末開催への変更は差額をご負担ください。
・有効期限は、同シーズンの最終回までです。
・繰り越しには事務手数料2,000円が必要です。当日払いです。

Q7. 1人でバイクを2台持ち込めますか?

A7. 2台でも3台でも持ち込めます。複数台用の車両ゼッケンを準備しますので、受付時に「1人で○台」と申告してください。

Q8. 2人で1台のバイクの場合、エントリーは1人分でいいですか?

A8. 「ラ・パラ!」は走行時間の制限が無いので、バイクが1台でも、2人ともエントリーしていただく必要があります。
車両ゼッケンのひも付けが必要になりますので、受付は2人一緒に「2人で1台」のパネルのあるデスクにお越しください。3人で2台等も同様です。

Q9. テント・イス・テーブル・工具箱などの持ち込みは可能ですか?

A9. 参加者の皆さんは全く問題ありません。できるだけいい環境で走行を楽しんでください。テントをお持ちの方は 特に真夏などは是非お持ちください。
【見学者が多いチームの方へ】屋根下ピットへの見学者用イス等の持ち込みはご遠慮ください。

Q.10 見学の友達も 一緒にピットにいられますか?

A10. 見学の方も一緒に居ていただいて結構です。(バイクはピットには駐輪できません。見学者駐車場にとめてください)
ただし、見学者が多い場合は、屋根下ピットに見学者用のイス等を持ち込むのはご遠慮ください。
ピットが混んでいる場合は、参加者優先です。状況に合わせて調整してください。

Q11. 雨天決行とありますが、ひどい雨や台風、積雪などでも中止されないのでしょうか?

A11. 当日 会場のある鈴鹿市三宅町に何らかの警報が出ている場合は、会場自体が閉鎖されますので中止となります。普通の雨なら強雨でも開催です。来場途中の道が雪等で通行止めになっても、サーキットコースが走行可能であれば開催されます。中止となった場合は、「ラ・パラ!」サイトの緊急連絡欄でお知らせします。天候が急変した場合、最終決定は当日朝 6:00頃となる場合があります。なお、事前エントリーされていた方は、参加費を同じ年の「ラ・パラ!」に繰り越せます。

Q12. 午前中だけや午後だけの参加はできますか?

A12. 全員その年の1回目はミーティングに参加する必要がありますので、午前のみの走行はできますが、午後のみの走行はできません。その年の2回目以降は、午後からでも参加できます。 参加費は、半日でも同額です。